任意売却とは、住宅ローン等の支払いが滞り、債権者（銀行等）の同意を得た上で、不動産を売却することをいいます。通常の売却と異なる点は、大きく分けて２つあります。

①不動産の売却について、最終的に売主が価格を決めますが、その価格は債権者の同意価格以上でなければなりません。

②不動産売却価格の中から、諸経費を捻出することができます。諸経費とは、不動産を売却するために必要な費用のことをいい、司法書士費用・仲介手数料・引越費用・税金差押解除料・滞納した管理費・修繕積立金（マンションの場合）・後順位抵当権者のハンコ代等を指します。

本来であれば、不動産売却価格に加えて上記のような費用が必要になりますが、任意売却の場合は、不動産売却価格の中に諸費用として含めることができますので、実質的なご負担はありません。

このように、引越費用の捻出もできますので、この点で大きなメリットがあるといえます。

住宅ローン等の支払いが遅延したり、滞納すると直ちに期限の利益が喪失するわけではありませんが、金融機関（銀行等）からの連絡を無視したり、放置すると、滞納後3ヶ月～6ヶ月程度で期限の利益が喪失してしまいます。

（期限の利益の喪失とは、毎月の支払いが困難等の事由により、ローンの返済期限の前であっても、債務の残額を一括で支払うように請求することをいいます。
つまり、分割での支払いをこれ以上待てないという意味を持ちます。 ）

このような事態を避けるために、金融機関からの催促書や督促状は、無視をせず早い段階から金融機関に相談しましょう。

返済計画の見直しにより、リスケジュール（返済条件の変更）を金融機関に認めてもらえる場合があります。

期限の利益が喪失すると、代位弁済により、窓口が保証会社になります。
一括返済ができなければ、不動産を競売にしますという内容の代位弁済通知が届きます。

競売の手続きに入ってしまうと、任意売却ができる期間が限られてきます。残された期間は長くはありません。

任意売却を成立させるためには、できるだけ早い段階から、相談することが重要です。
なぜならば、その分だけ長く販売活動をすることができ、少しでも条件の良い買手を探すことができるからです。

相談しにくい内容であることから、どうしても躊躇してしまいがちですが、
「もっと早くから相談してたら良かった」と後悔しないように、最初の一歩を踏み出してみて下さい。
このような悩みを持っているのは、あなただけではありません。

リストラ・ケガ・病気・離婚等のいろんな理由がありますが、任意売却の経験豊富な専任スタッフが、あなたに合った解決方法を提案させて頂きますので、「いえまち不動産」までお気軽にご相談下さい。

解決プラン例

• その１　残高（借金）をできるだけ減らしたい。
• その２　そのまま自宅に住み続けたい。
• その３　引越費用を残したい。
• その４　少しでも早く解決したい（買取り）
• その５　近所に知られずに売却したい。
• その６　将来、自宅を買い戻したい･･･etc

上記の解決プランは、組合わせ・並行してすすめることができます。所有者様の意向を最優先して販売活動していく事を約束させて頂きます。

債権者との交渉・条件により、困難となるケースもありますが、早期のご相談が選択肢を広げ、解決につながりやすくなることは言うまでもありません。

不動産売却後は･･･

いえまち不動産では、不動産を売ったらそれで終わりではありません。今後の残債に関する返済計画のアドバイスはもちろんのこと、ご要望により、賃貸物件のご紹介・動産撤去・引越しまで、全力でサポートさせて頂きます。

また、自己破産・債務整理等の法的手続きもお考えの方は、弁護士や司法書士の先生をご紹介することもできます。

親身に対応してもらえるので、ご安心ください。